おわりか? in 丸沼高原(2016.03.15)

「もしもし、5963」
「なんスか?それは。DAIGO君みたいな」
「それそれ!5963。『ゴクロウサン』だよ」
「あぁぁ、それですか」
「それ」
「それを言うなら、GKRSでしょ」
「それじゃ、オレがわかんねぇんだよ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ〜、のっけから、つまんないですねェ!『それ』ばっかりで」
「『山田くん』的だろ?」
「あっ!多いですよね、山田さんは『あれ』とか『それ』とか」
「『ナニして』ってのもナ」
「アヒャヒャヒャヒャ、ナニって、アレですか?」
「聞いてみなよ、ご本人に」
「イヤです。蹴られるから」
「おっ!学習したね」
「はい。さんざん、ヤられてますから。で、あしたですけど…」
「きょうも引っぱったねぇ。で、なに?」
「社長!!もうイイでしょ!どこまでイくんですか!?」
「はい、丸沼高原ですね」
「あれ?即答ですか」
「そうさ、サッサと決めて、サッサと寝る」
「アヒャヒャヒャヒャ!じゃ、あした、お願いします」
「エっ!なに?」
「…プープープー」
「切られちゃった。寝ろってことだな」

本日の登場人物

ペーヨンくん。「きましたね、今季最後が」

私。「だな。たったの3回!で、終わり」「俺は2回ですよ」

グラサン。「あっ!社長、久しぶりぃ。来てないっしょ?」「そう。きょうが3回目」

お連れさん。「コンニチハ」「あっ、こんにちわ、ど、どうも」「なに、トチってんですか?しゃ・ちょ・う」 「すみません。お名前うかがっておいて…」「ぺー!こら!聞きに横浜まで行ってこい」

「ペーヨン、雪だよ!!」
「最後に相応しいじゃないですかぁ」
「いやいや、逆だ。『まだイケんじゃね』って、引っぱっちゃう」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ、大丈夫です。それは、KNZN無いですから」
「なんだよ?そのKNナンとか、ってのは」
「『カンゼン』ですね、わかんないですか?」
ドスッ!!
「ウゥゥゥ、きいたぁ、これから滑るのに…」
「効くだろ?山田クン仕込みだからさ」
「そんなの仕込まなくても…」
「ほれ!行くぞ!ゴールドコース!パフッパフッ!!に違いない!!!」

「社長、パフッパフッ!!では、なかったけど、楽しかったですね?」
「おお!2回行っちゃったもんな」
「もういいですね。パークで飛んでください」
「そうだな、やり残さないないよう、チカラいっぱいいくから」

「社長!リキみ過ぎです」
「だよなぁ、まずいな、終んないよこれじゃ」

「じゃ、お得意の鉄管で」

「アヒャヒャヒャヒャヒャ〜!ひどかったですねぇ。スーパー力み過ぎ」
「まいったな、体ばっかり突っ込んじゃって」
「ノーリーイン?…かと思うくらい、前のめりでした」
「ウゥゥゥ」
「社長!まだ、これからですよ」

「おお!あの人だ!!」
「誰っスか?」
「ほれ、オレより遥かに先輩な人、ゴンドラ乗り場に居たじゃん」
「あっ!そうでした」

「社長、大先輩スイッチで滑ってましたよ!」
「見てたよ、KNZN逆ひねり」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!学習しましたね。
 逆ひねりだけど、スイッチオーリーは、社長よりウマかったです」
「ゲッ!!」

「社長、回転技は?」
「やるよ!」
『あっ!うらしま堂さん…ですよね?』
「はい、そうですが…」
『ご無沙汰してます、Y田です』
「おお!お久しぶりです。よく判りましたね?」
『先々週もきてたでしょ?そん時から、たぶん…って、思っていたんですよ』
「それにしても、スゴイな」
『ええ、喫煙所で「Heddon」の話をしていたのを聞いて、確信したんですよ』
「あッ、なるほど。で、きょうはお一人で?」
『イエイエ、息子達と。私は撮影係です』
「あっ、こんちわ。飛ぶの9Mあるよ、ここのは」
『はい、やります!』
「いいね、いいね、若い力。魅せて、魅せてぇ」
「アヒャヒャヒャヒャ、社長のリキみ!に、なんないとイイですね」
「ありゃりゃりゃあ、3人連チャンでフラット落ちですよ、社長」
「ヤなモン見せられちゃったなぁ」
「ま、まぁ、勢いで行っちゃってください。で、グルンと回っちゃて良いですから〜」

「ヨッシャ!まかしとけい!!って、このスピードじゃ…」

「社長、スゲェ!!飛びました」
「だよ。走んないのかな?っと、思ったら、ビュンビュンだし」
「あぁ、で、回れず」
「恐縮です!!」

「うぅぅぅぅ」
「社長、終了しますか?」
「たわけ!このまま終れっか!!」
「アヒャヒャヒャヒャ〜。またまたぁ、無理しちゃってぇ。大先輩もお帰りでしたよ」
「あっそぅ、じゃあ、いたしかたない。帰るか」

編集後記
「アヒャヒャヒャヒャ〜、相当無理無理ですか?社長」
「そんなわけねぇよ。チョイ足が他人かなぁ、って気がするけど」
「アヒャヒャ…」
「なんだよ!?ぺー」
「いや、その、べつに」
「てめぇ、笑ったな」
「いえ、あの、とくに」
「やるなぁ、言葉、変えてきやがったナ。まぁ、笑われても仕方無しだね、オレは。
 ひどかったモンなぁ。反対に、ペーヨン君。キミは確実に進化しているね」
「はい、色々と意識して、ヤッてますんで」
「あのさ、それは、オレもなんだけど…ヨ」
「アヒャヒャ、イカン。らしくて、良かったですよ、しゃ・ちょ・う!
 あっ、やめて!やめて!山田仕込み!!」
「しねぇよ。思うに、まださ、3回だよ。ようやく、体が思い出したころだよ、いつもなら」
「まぁ、そうですね」
「次あたりから、『おっ!』って、感じになってくるじゃねぇかなぁ」
「エッエぇ!!また引っぱるわけですか〜!!?」
「そうじゃねぇよ。今季は終了だよ。だいたい気持ちが、盛り上がって無かったジャン、ここまで」
「渋ってましたよねぇ、『行くの〜』って、そこは『らしく』無かったですよ」
「ひとえに、暖冬、小雪。しか〜し!来年に生かすゾ!きょうの不出来を」
「あっ、宿題ですね。『居残り』ってヤツですね」
ドスッ!!ボコッ!!
「ウゥゥゥ〜、山田仕込みがががが」
「たわけ!そんなモン、やったことねぇし。言うなれば『研究課題』だな、こりゃ」
「エっエェ〜!!」
「いかにすれば、成せるのか?ううゥン、深いなぁ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ〜!さらに、アヒャヒャヒャヒャヒャ〜!!!あっあっ」
「やんないよ、さっき、やったから、山田風味」
「って、事は、来季も続けるんですね、スノーボード?」
「あたり前田のクラッカー だよ」
「わかんねぇ〜!けど、良かった。社長、60歳になるでしょ、7月で」
「あぁ、成るよ。チミ達もいずれな」
「還暦を機に、ヤメちゃうのか…なぁんて」
「おいおい、きょうお会いしたろ?大先輩」
「はい。なんか、きょうは特に、先輩多かったような」
「オレも思った。人生の先輩方」
「皆さ〜ん!今季、社長も俺も終わりですが、来季こそ、皆さ〜んで楽しみましょう!」
「そのとう〜り!! では、再見」
「じゃないと、俺が、また社長の…」
「あ〜、なにかな?ペーヨン君」
ボコッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!
「あ、あ、あ、あ、あ”あ”〜」
「再見」


戻る

Copyright (c) 2016 WATANABE COMPANY. All rights reserved.