今年は3人 in 八郎潟 (2016.06.20)
「社長!着きましたよ!」
「あぁぁぁ、おっ!バーミヤン?飯か?」
「はっい〜!?なに、寝ぼけてんです?八郎ですよ!」
「ハチ公?忠犬の?」
「そうそう、渋谷の...なっ、わけないでしょ!秋田ですよ」
「えっ?秋田?柴犬じゃないの?」
「社長、もうその辺で」
「あ、兄ぃ、すみません。ペーヨン君を、チョイ、イジッてみました」
「あひゃひゃひゃひゃ〜、いきなりの、イジリですか、朝イチから」
「楽しいだろぅ?モテモテじゃん?」
「もういいです。それより、見てください、川を!」
「あっ!と、驚く為五郎〜♪ だね、こりゃ」
「解んねぇ、朝から」
「スマン。ひどいね水面が。バッシャバシャで」
「どうします?」
「無理!危険!チョロリ移動だね、上流へ」
「ここらはどうスか?」
「良いね好いね、さっきのとこよりは。バーミヤンのお姉さんだよ」
「また解んねぇ。なんすか?」
「シズカちゃん!知ってんだろ?ペーヨンも。しょっちゅう、行ってんだから」
「『シズカちゃん』だから『水面が静か』ですか。そんな、超身内ネタですかぁ」
「いいんジャネェの、親近感湧くだろ?」
「モリモリです!って、言えばイイすか?」
「ゆるす!それでは、とっとと準備して、いざ!参ろう、おのおのがた!」
「兄ぃ、やっと始まりますね」
「あははは、のんびりやろうよ、カトちゃん」
「カトちゃん。つまり、ペーヨン・カト。何人かいな?」
「バリバリの日本人ですよ。気がつけば、そんな風に呼ばれ…社長じゃん、言い出したの」
「ぺ〜!行くぞ!さっさと乗れよ、船に」
「あれぇぇぇ、いつの間に。あっあっ、そんな岸から離したら…」
「あははは、カトちゃん、無事でなにより」
「兄ぃ、まいりましたよ、朝から」
「ヨ〜ソロ〜!出陣じゃあ!ぺ〜、ホラ貝吹けよ、『ボォオォォ〜』って」
「ありません、そんな物は」
本日の登場人物
兄ぃ 「やっと休みが取れました」 「はい、良かったです」
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ペーヨン君 「いよいよですね」「なに?びっくりあわせ?」
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私 「ぺ〜と2人っきり?って、思ってました
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あとがき
「おつかれ〜。に、する?お2人」「そうっスね、俺はいつでも。ウキウキウキ、ウキウキ!」
「そうしますかぁ、明日に備えて」
「兄ぃも、よろしいそうですよ、社長。ウキウキ、ヤッホ〜」
「んじゃ、あがるべ。バッシャバシャだから、落ちないでよ」
「ウッキウッキ、バッシャバシャ!ウッキウッキ、ザッブザブ〜!」
「兄ぃ!その、ウカレた幸せ野郎を落としていいですよ」
「あ、あ、やめて〜!ウキウキ、ヤッホッホ〜」
「兄ぃ、オレがやります!そして、沈めます!!」
「あっ!すいません、社長。釣れなかったんですよねぇ」
「兄ぃ、上陸完了ですね。オレは、こいつを沖に沈めてきますから、しばしお待ちを」
「あっ、あっ、社長〜」
「たわけ!サッサと上がれよ!あぶねぇだろ!」
「よかった、ホントにヤリそうなんだもん、社長は」
「がはははは〜、そんだけウカレてれば、沈まネェよ。ガハハハハ」
「社長は、ツキが無かったですね、アタリは、一番多かったですから」
「兄ぃ、お気遣い、ありがとうございます」
「そうでしたっけ?俺は5〜6発、兄ぃも、同じくらい」
「カトちゃん、社長は10発」
「で、ゼロゼロ?へぇ〜」
「やっぱり沈める!」
「あ、あ、やめて〜」
「お〜い、ぺ〜ヨン、どこ行くの?飯いくよ!」
「あれ?そうなんですか?てっきり蹴落とされるかと...」
「きょうは、『ペ〜ヨン・ラッキーデイ』って、事らしいから、ナンでも有り」
「うれっしッス。47cm2匹なんて、初めてですよ」
「なかなか無い事だから、せいぜい余韻に浸ってくれ」
「あしたは、社長も釣れますよ、たぶん」
「やっぱり沈める!」
「あっあっあっあ〜」
「はたして!あしたは!?」
つづく
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