山田クン登場 in 鬼牧川 (2016.05.16)


「こんにちわ、社長」
「あ〜ら、いらっしゃい山田クン。なんか、ごぶさただね」
「ええ、山田じゃあないですが、ちょっと空きました」
「何を今さら。2007.10.01の釣行記で変身したジャン、山田くんに。あっ!違った!松崎 真さんかぁ!?」
「ウォッホッホッホ、社長、どちらも違いますよ、須田ですから」
「まぁ、それはさておき、やはり女性問題?チョイ空いたのは?」
「社長、こまりますね、勝手な妄想は。全然違いますよっ」
「またまたぁ、もういいんじゃね、ペラペラっと、楽になっちゃえば?」
「ええ、実は・・・って、ナニも無いですよ」
「なぁんだ、つまんねぇの。ついにキタ〜!って、思ったのに」
「ウォッホッホッホ、プライベートな事なんで。ええ、言う必要も無いですね」
「あれっ、やっぱりねぇ、なんかねぇ、あるんだねぇ」
「いいえ!そんな事より、月曜の釣りですよ」
「おっ、行くの?もしかして?」
「ええ、行きますよ。ようやく落ちついたんで」
「はぁぁ、やっぱりねぇ、なんかねぇ、あったんだねぇ、うんうん、だろうなぁ」
「あぁ、社長、妄想はそのへんで。2人っきりです?行くのは」
「えっ、いきなり本題な訳ね。今のところは、2人だね」
「さみしいですね、だれか行かないですかね」
「うぅぅん、うん!そうだ!上田くんだ」
「おっ!早速、連絡しますよっ」
ピロリロリ〜ン
「おお、間髪入れずの返信ですよ。ナニナニ、社長、参戦です」
「すげぇ!即答ですか」
「決定ですね、3人釣行」
「はい、楽しみだね」
「ええ、釣りますよ」

本日の登場人物

上田くん
「お誘い、すみません」
「なんの、なんの、南野陽子」
「・・・その方は、須田さんのナニか?」

山田クン
「ああ、上ちゃん、全然違うから」
「では…?」
「ほらぁ、社長、上ちゃん若いから」


「あれ?のっけから、ジェネレーションギャップなわけ」
「ええ、そのようで。船上では注意してくださいよ、話題に」
「酷だね、それ」

「着いたよ、山田クン」


「おお!だれもいないし、釣れそうだね。ねぇ、上ちゃん」
「はい。自分も、去年来た時、そう思いました」
「えっ?来たの?社長と?」
「はい。あと矢嶋先輩と」
「ワイパー!?ヤツもいたの?」
「はい。とっても上手くて、色々教えていただきました」
「年下の先輩事件ね。聞いた聞いた、本人から」
「♪アイツは、あいつは、かわいい年ぃ下ぁの男の子〜♪」
「ああ、社長、こまってますよ、上ちゃんが」
「なんで?」
「その歌が、解らないんですよ」
「朝いちからヤッちゃった、オレ?」
「ええ、完璧に。『キョンキョン』が、アイドル歌手だったなんて」
「オイオイ、山田クン!違うっしょ!『キャンディーズ』伊藤 欄ちゃん!だよ」
「?!ウォッホッホッホ、そうでした。あの『相棒』水谷 豊 氏の現婦人。解る?上ちゃん?」
「すみません。まったく」
「わかんない、わかんねぇだろうなぁ、イェ〜」
「社長!もっと解んないですから」
「えっ?山田くんも」
「自分はわかりますけど、上ちゃんには『松鶴家千とせ』さんでしよ」
「大正解、みなさん、よ〜く覚えておきましょう」
「社長、サッサと行きませんか!?」
「おお、失敬。いざ出陣〜ん!!」

「う〜ん、おかしいなぁ、ナ〜ンにもおきない」
「いえ、社長。正確には、私に1回でました、先程」
「あっ!ややっ、ビックリ気味にアワセちゃった」
「ええ、シーズン一発目ですから、やりますよ、ねぇ、上ちゃん」
「はい、しかたないと思います、はい」
「よかったジャン、慰めてもらえて」
「ええ。で、どうなんです、前回と比べて?」
「やや減水。そのせいかなぁ、いまひとつ・・・なのは」
「じゃあ、休憩ですね」
「ええ!早くねぇ?」
「いえ社長、そんな事はありません」
「キッパリと言い切ったね。じゃあ、コーヒーいれるか」
「おっ、船上カフェ、久々ですよ」
「一息入れたら、あそこ投げてみてよ」
「おっ、良さげなくずれ石積み。では早速」
「お〜い、コーヒー?」

ピュ〜ん
ポテ、コロコロ、チャポン

「おお、関根さん並みの『岸から落ちた獲物的演出!』」

スイ、スイ、スイ〜

「あれ?出ないの?」

ガバ〜!!

「おお!やっぱり〜!いた〜!!」

「山田さん、おめでとうございます。42cmです」
「社長!チャートですよ。川島さんの『ホッパー』流石です。
 うぉっほっほっほ、まぁ、こんなもんです。
 さぁって、コーヒーいっただっきまぁす」
「ゆずるんじゃなかった」

「上田くん、いよいよ、そこで終わりなんだけど」
「はい、気合い入れます!」
チャポ
「なんか出ました」
「おい!バスだよ。山田クン、網網」
「い、いらないです」

「こんなサイズなんで」
「いいなぁ、28cm」
「はい、嬉しいです。ルアーはDOG-Xコアユです」

あとがき
「おつかれでした」
「はい、お疲れさまでした。社長、結構やっちゃいましたね」
「そうねぇ、約13時間かな」
「手が痛いです」
「あれ、上ちゃん、痛いの?若いのに」
「須田さんは平気ですか?」
「いや、十分痛いね。社長だけだよ、平気なのは」
「あっ、両刀使いだから」
「おい!待て!それじゃあ、オレが勘違いされる。『左右』を入れてくれ」
「えっ?あっ!なるほど。左手、右手、どっちでも投げられる。ですか」
「そう。じゃないと、山田クンと同類にされちゃうから。ねぇ、どっちも好きな山田サァン」
「ああ、社長、困りますね、そういう妄想は。男に興味は無いんで」
「そうだっけ?てっきり、いや、むしろ男の方が」
「ああ、社長そのへんで」
「ええ?もういいの。残念だなぁ、全〜国の同好の皆さん…」
「ああ、社長、帰りますよ。敗者は社長で勝者は、このワタクシですね」
「はぁ、屈辱のノーバイ。前回とは正反対」
「ウォッホッホッホ、ガイド役と船上カフェのマスターとしては、完璧でした」
「はい、自分もそう思います」
「そうなんだよ。コーヒーいれるの、上手くなっちゃってさ」
「良かったじゃないですか。それは、立派な特技ですから」
「そう?これもコツがあるわけよ」
「ほう!どんな?」
「愛!だね」
「えっ!?『アイ」って『愛』です?」
「そう、愛。はるなさんじゃないよ」
「わかってますよ。話が戻っちゃいますから」
「まぁ、いっしょうけんめい!ってわけね」
「はい。それでは、その、いっしょうけんめいな、お食事どころにまいりますか」
「はは、なんでもいたしますよ、敗者ですから」
「ウォッホッホッホ、勝者はワタクシ須田です、山田ではありません」
「オイシイとこ持って行かれたね、上田くん」
「いえいえそんなことは」
「こりずに、また来てよ」
「ハイ、全然こりてないですから、是非!!」
「はたして、山田くんの次回はいつになるやら?」
「みなさん、お楽しみに」
「じゃあ、また来週!たぶん一人っきりですが〜」


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