もちろん!フライマン in 渓流 (2016.04.11)

『旦那さん。行くの?きょうも』
「はい!つり人ですから」
『強風注意報が出るけど』
「なんですとぉ!?」
『強!風!注!意!報!』
「またぁ〜!?で、何時頃なんだい?そのビュービュー注意報は」
『さぁ』
「うぅぅぅ、行く!後は”運”まかせ」
『落ちないでね、風にあおられて』
「そんなに吹くのかよ〜!ヨ〜!YO 〜!」
『グォ〜、グォ〜、グォ〜』
「…すでに、おやすみな訳ね」

本日の登場人物

「先週をふまえ、ルアータックルも装備。完璧だ!」
さて、到着。
だれもいない。
「ナンじゃこりゃあ!!」
と、思わず『太陽にほえろ・ジーパン刑事』の台詞を、叫びたくなる。
朝っぱらから、びゅ〜ん、びゅん!! まさに、強風注意報。

当然だ、だれもいないの、こんなんじゃ。
帰ろかな…? 否、ルアーがある! イヤイヤ、それすら無理だろ、これは。


結局、あきらめて移動。
別の川へ到着ううう…、「ここもかい!」

まいったな、やる気にもならないよ、これじゃ。

と、思いつつも投げてみるか「とお!」
ピュ〜ン
「お〜い、どこいっちゃうの?」
あぁあ、やっぱダメだなこりゃあ。ライナーで投げても、ながされまくり。

あとがき
「おつかれ〜」って、まったくだ。何キロ走った事やら。毎週、風にやられっぱなし。
まぁ、春はいつもこんなんだよな、夕方になっても止まない。
『風と客は、夜止む』
って、むかしは言ったそうだけど、春の風は違うのか、どんどん強くなる。

さて、どうする?このまま帰るか?はたまた…。
『早かったねぇ。釣れなかったの。ふ〜ん、じゃ、これ頼むねェ』

やっぱり、こうなるか。奥方は、容赦無く、攻め立てます。
「おつかれ〜」なんだけどなぁ…。
と、素直に帰った事を、後悔するいちにちで、ありました。
はたして、いつになったら釣れるのか!

じゃぁ、また来週!

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