謹賀新年 in ワドナ(2016.01.11)

「よう!お2人、おはようございます」
「社長、おはようございます。寒いですよ、きょうは」
「ですね、山田さん。やっと冬が来た!って、感じですか?」
「ええ、そんなんですよ。なにも、急に、きょうじゃなくても、ねぇ大下さん」
「おざぁす。まったくだよ」
「まぁまぁ、コーヒーでもどうよ」
「おっ!こりゃ、うれしいです」
「すみません。熱っ」
「いれたてだからね。愛、感じるっしょ!?お2人さん」
「はいぃ、とっても」
「同じく」
「じゃ、まいりましょう」
「コンビニは?」
「もちろん寄りますよ、山田さん」
「いつもの、『できる、兄ちゃん』のとこ?」
「です。新年のあいさつもしないとね」

「いらっしぁ、あっ、どうも新年から」
「そう、新年から」
「山ですか?」
「そ、山。でも雪山ではなく、釣りだよ」
「あっ、雪、無いですよね、今年は?」
「なので、釣りってわけね」
「今年もヨロシクお願いします」
「こちらこそ、お世話ください」
「うぉほっほっほっほ、ヨロシクね」
「あっ、山田さんも新年からご一緒で。おめでとうございます」
「山田じゃあないけど、おめでとう」
「ち、違うんですか?社長」
「いいに、いいの、ヤマダさんで。説明はまた次回」
「は、はい。よろしくです」
「あっはっはっはっ、有名じゃん、山田さん」
「大下さんまで言っちゃうわけ」
「さぁ〜て、行くか〜!」

本日の登場人物

大下さん。「初です、すげぇ楽しみ」「それが…」

山田クン。「スゴイですよ、ここの魚は!」「それが…」

上田くん。「僕も聞いてます、友人から」「それが…」

片山くん。「自分も聞いてます、上田から」「それが…」

りなチャン。「心配です、引きずり込まれないか?」「それが…」

しずかチャン。「楽しみぃ〜!!」「それが…」

私。「社長、それが…って、なんですか?」「それが…」
 

「紹介も終ったところで、早速やってみっか、皆の衆」
「すでに、7人やってますよ、社長」
「あれっ、ホントだ。幸い、オレのおすすめポイントは、空いているよ」
「おっ、道側の放水パイプんとこですね。しかも!水車が出来てますよ!社長」
「あっ、T田さんが『僕が設置する』と、言ってたヤツだ。いいね、若手組にそこでやってもらって」
「そうですね、年の順で並びますか?ねっ大下さん!」
「じゃ山田くんと隣同士で」
「って、ことは?オレは遥か向こう?」
「社長、つまんない事言ってたら、女子2人は、もう釣っちゃいましたよ」
「おお、幸先イイじゃん。実はさ、そのT田さんが『デコちん、続出』って、きのう連絡あったのよ」
「あっ、ここを教えてくれた方ですね」
「そうであります。『特にルアーはヤバイ』って」
「あれ、上田くんも掛けましたよ」
「イイね、いいね、本日のゲストが順番に釣れて」
「じゃ、次はおれか?」
「うぉっほっほっほ。いや、いや、大下さん、片山くんが先ですよ」
「キタ〜!網、あみぃ」
「あれっ、飛び越えて、社長にいっちゃいましたよ」
「あっ、バレた。針伸びてるし」
「スゴイですね、前評判どうり」
「だと、良いんだけどね、大下さん」

「コーヒーでもどうよ?皆の衆〜。パンも焼いたから」
「すみませ〜ん」
「うれしい」
「あざぁぁす」
「アタリが、無くなってきたところなんで、完璧ですよ、社長」
「釣れたの!おじさん2人は?」
「アタリはありましたよ」
「おれには、ナ〜んにも」
「おお、ノ〜バイ!大下さん?」
「うぉっほっほっほ、ルアーがね、デカイからね」
「なんだい、山田くん?君も釣ってないでしょ!!」
「え、ええ、まぁ。おじさん3人は、いまだ…ですよ。ね、社長!」
「ヤバいなぁ、『T田さん警報』の、まんまだよ」
「チョイと休憩しますか?寒いし」
「いや!おれはヤル!!」
「さっすが、つり人、大下さん。オレも休憩だな」

「いやぁ、寒かったですよ、社長」
「まったく。車ん中はあったかいね」
「眠くなりますよ」
「おお、そうだ山田クン。眠気覚ましに、どう?『バックトゥ・ザ・フィーチャー』見る?」
「見ませんよ。チョイと休んで、ガッツリ釣りますから」
「なんだよ、用意したのに。とりあえずながすから、見ながら寝れば」
「・・・・・」
「もう寝てるし」

「どうかね山田さん?休憩したかいはあった?」
「ええ、アタリは有りましたよ」
「アタリだけなんだ。大下さんは?」
「休憩しなかった事、後悔してますよ」
「うぉっほっほっほ、いまだノーバイ!」
「てめぇ、山田、早く釣れ!!」
「こりゃ失敬。社長やったほうがいいですよ」
「そんなに渋いの?続き見ようかな『バックトゥ・ザ・フィーチャー』の」
「どうですか?」
「おっ、上田くん、そっちはどうなんだい?」
「片山くん以外は、釣れました。数匹」
「おいおい、山田。人の心配より自分だろ!?」
「うぉっほっほっほっ、大下さんもね」
「こりゃ、飯喰って、午後の部期待だな。よし!めし、飯、メシ〜」

「飯もガッツリ喰ったし、昼寝もたっぷり。後は釣るのみ、ねぇ!おじさんお2人っ!!」
「社っ長、寝過ぎじゃないの?3時ですから」
「DVD見てました?」
「はい、パート3まで見てたら、寝てました。ゴールデンタイムは、これからだから」
「マジっすかぁ?」
「あれ?大下さん、いまだノーバイなわけ」
「そんなわけで」
「うぉっほっほっほっ」
「あ〜山田くん、君も釣って無いっしょ」
「えぇ、まぁ」
「来ったぁ!!」
 ジッジッッジジッジ〜
「社長、すくいますよ」
「あっ、バレた」
「もう」
「また来ったぁ!」
 ジ〜〜ジ〜〜 
「あれ?バレましたぁ」
「早っ」
「連荘ですよぉ、ひくひくぅ!」
 ジジッジ〜
「バレた」
「げっ!またぁ?」
「狼おじさんなんじゃね?ホントは」
「いやいや、大下さん、ドラグがジィジィ鳴ってたでしょ」
「スレ?」
「否!スレではない。まったく根拠は無いけど。針伸びちゃってた」
「替えてください、見えます?フックアイ」
「あ、はい、ギリギリで。針はワンタッチタイプのだから、勘でいけるし。
 交換完了、行けヒットルアー、とぉ!」
「なるほど、クランク潜らせて、デットスロー引きなわけね」
「来ったぁ〜!!」
ジィ〜〜〜〜ブン
「糸、切れた」
「ダサ」
「うぉっほっほっほっ、残念でしたね、社長」
「うっうっうぅぅ、ヒットルアー持っていかれては、あきらめるしかない。終了!」
「自分もあきらめですよ、寒いし」
「なんだよ、山田くんも?俺は、お時間まで、えいっ!!」

あとがき
「もう5時だったんだね、山田クン」
「えぇ、寒いわけですよ。おぉ、みんな戻ってきましたよ」
「よう、お疲れ。どう?その後は」
「片山くんだけ、釣れずでした」
「うぉっほっほっほっ、片山くん、やるね!」
「そんなぁ、いじらないでください。バラしてばっかりで、最後はモペット持っていかれ、へこんでます」
「掛けたんじゃ、ヨかったじゃん!ねぇ、ノーバイ大下さん」
「あぁ、社っ長、失敬ですよ。俺は釣りましたから!」
「なな、なんですとぉ?!」
「しずかチャンが、撮ってくれました。これ」
「なんとリッパなドナルドソン。60はあるね」
「スゲェ、引きました。針伸びるのも納得ですね」
「でっしょう、ドラグ調整していても、やりとり中にジワジワっと」
「とは言え、渋かったですよね、社長」
「山田クン、まったくですよ。川島さん来なくて、大正解かもよ」
「うぉっほっほっほっ、ですかね」
「じゃ、ひと声かけて帰るか」
「お世話んなりましたぁ、厳しかったです、本日は」
『あはははは、やっぱり。無休でやっていましたから。見切るでしょ?』
「はぁい、鋭く!また来ますよ」
『はい、お待ちしております』
「さぁぁて、飯は久々、ユーリンチーかい?」
「おっ、良いですね。7人だし片山くんいるから安心です」
「だって、よ、片山くん」
「まかしてください、そっちの方は。お昼も、セーブしましたから」
「うん、心強い!んじゃ、一路ユーリンチへ、ゴ、ゴー・ひろみ・ごー」
「社長、無理ですよ、4人は若いんですから」
「やっちゃった?最後に」
「いいえ!ずぅぅと、ハズしっぱなしでしたよ」
「よっ!トリオ・ザ・おじさん」
「社長だ・け・で・す・よ」
「じゃあ、また来週」
「すみません、来週は無いと確信します。たぶん再来週あたりをおたのしみに」
「なんで?山田クン」
「来週、社長は『部長とスノーボード』って、話でしょ」
「でした。そちらもお楽しみに」
「うぉっほっほっほ、雪が無いですけどね」
「・・・トホホ日記になりそう」
「まぁ、それはそれで、良いじゃないですか、ねぇ大下さん?」
「ガオォ、グォォ・・」
「満足!って、感じですね。では、また次回」
「いつ終るのかと、思っていたら、キチっと、まとめてくれたのは、須田さんこと山田さんでしたぁ」
「社長、反対ですよ」


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