来たよ、今日も(2012.04.07)

アタシはアメリ。
開けて開けて。開けて開けて。あれ！？誰もいないの？しょうがないわね。
カリカリカリ(ヨイショヨイショ)。ガラガラガラ。

ふ～。何で開けてくれないのって、２人ともいないし。お店か。
じゃあ、今日はこっちの白黒タイガースの布団で寝ようかしら。
「あれ、アメリさん。いつのまに」
ニャニャニャニャニャニャニャ(今日はここで寝るから)。
「はいはい。あの、開けたら閉めてね」
ニャニャニャニャニャ(閉めたら、化け猫でしょ)
「化け猫でもいいから、閉めてくれよ。アメッチョ君」
あれ！社長だ。アタシはアメリ。チョは要らないの。デブ猫みたいでしょ。

「太っちょじゃないか、アメッチョ君。う～んイタチ」
やっぱこの夫婦は似たもの同士だ。

「アメちゃん、また来てたの？」
ゲッ！来た。奥方だ。
「何、身構えてるの、アメちゃん」
ニャン。ニャニャニャニャニャニャ(やめてやめてやめて)

ふ～。まあこれも奥方の愛情表現なのよ、皆さん。この位なら、アタシは耐えられるから。
これでも、この奥方、いろいろキャットフードを変えてくれて、意外に気がきくのよ。
まあ、この位なら、許してあげようかな。アタシはアメリ。心が広いんだから。
「いや、そんなことないな」
ニャニャニャニャニャ(ほんとだよ)